6月15日(火)、丸富製紙株式会社(本社:静岡県富士市比奈、以下「当社」)は芯なしロールでは国内初(当社調べ)となるパッケージに「紙」を使用した『ペンギン 超ロング パルプ 4倍巻き 4ロール シングル(紙包装)』(2021年7月1日発売予定)につきまして、富士市役所を訪問し、仁藤副市長へご報告をさせていただきました。
今回の紙パッケージは天間特殊製紙株式会社(富士市天間264)と共同開発しており、当社でも大きなチャレンジとなる試みでした。環境負荷を軽減させるためプラスチックフィルムは使用せず、紙そのもののやさしい風合いを生かしたパッケージに仕上がっております。また、紙素材の特性を生かした独自の開封性も新しく開発し、合わせて特許も出願いたしました。
紙パッケージを使用した商品のプレスリリースについてはこちらからご覧ください。
また、紙パッケージを使用した製品の一部には、「富士市CNFプラットフォーム」の支援の元に開発した、セルロースナノファイバー(CNF)を使用しております。CNFを芯部分へ塗布することで、芯強度が従来より約20%アップいたしました。(特許出願中)
当社は今後も、SDGsが目標とする持続可能な社会の構築、および、富士市の域産業振興へ貢献できるよう、関係各社との取り組みを強化しながら技術開発に注力してまいります。